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APIについて

外部サービス連携APIについて

DiSCUS を外部システムから利用する手段として、Webhookや外部連携用APIと言った機能が用意されています。本記事では外部連携 API について説明します。

外部連携 API は、前述通り DiSCUS の機能を外部のシステムから利用するためのAPIです。
外部連携 API を利用することにより、以下のようなシステム間連携を行う事が出来ます。

・任意の外部システムからの出力を、DiSCUS のチャット上に表示する
・DiSCUS のチャットに入力された内容を、任意の外部システムへの入力に用いる

 

※API機能はサービス開始後5営業日以降に利用いただけます。

 

【この記事の内容】

 

 

認証系API(OpenIdConnect API仕様)

認可エンドポイント

クライアント情報をもとにユーザーの認証・認可を行うエンドポイントです。

 

リクエストURL

https://robotid.jp/oidc-auth/authorize

 

リクエストHTTPメソッド

GET

 

リクエストパラメタ

パラメタ名 必須 説明
client_id OpenId管理コンソールのクライアント情報登録で登録したクライアントID
redirect_uri 認可処理完了後に、認可コードをリダイレクトするためのURI
OpenId管理コンソールのクライアント情報登録で登録した承認済みリダイレクトURIを指定
response_type 認可フロータイプ
"code"を固定で指定(Authorization Code Flow)
scope 要求するアクセス権限を表すスコープID
複数指定する場合は半角スペース区切りで指定
指定可能なスコープIDおよびスコープの詳細については、「OpenIdConnect スコープ仕様」シートに記載
state   CSRF対策として同一のセッションである事を確認するために使用するパラメータ
同パラメタが指定された場合に、レスポンスにstateパラメタを含め、値としてリクエストで受け取ったstate値と同じ値を設定して返却
nonce   リプレイアタック攻撃に対する対策を実施するために使用するパラメタ
リクエストで同パラメタが指定された場合に、IDトークンにリクエストで送られてきたnonce値と同じ値を設定する。クライアント側でIDトークンに含まれるnonce値と認可リクエスト時に送信したnonce値が同一かを検証する事でリプレイアタック攻撃を防止する

 

リクエスト具体例

GET /oidc-auth/authorize?
client_id=client_sample
&redirect_uri=https://example.com/home
&response_type=code
&scope=ks3_user_tenant%20address%20phone%20openid%20profile%20offline_access
&state=bd83xwghJW
&nonce=roWfwEbRU0G8HO0WpuR7R2GTCE5uru
HTTP/1.1
Host: robotid.jp

 

レスポンス形式

リダイレクト

 

レスポンスデータ

パラメタ名 必須 説明
code アクセストークン発行時に使用する認可コード
state   リクエストでstateパラメタが指定された場合に、値としてリクエストで受け取ったstate値と同じ値を設定して返却

 

レスポンス具体例

HTTP/1.1 302 Found
Location: https://example.com/home?
code=teqRmyiGXkSqb0Hbjpqnnz
&state=bd83xwghJW

 

トークンエンドポイント(トークン新規発行)

アクセストークン・リフレッシュトークンの新規発行を行いたい場合に、リクエストパラメタに認可コードの識別子および認可コードを指定し、トークンエンドポイントにリクエストを行い、トークンの新規発行をします。

 

リクエストURL

https://robotid.jp/oidc-auth/token

 

リクエストHTTPメソッド

POST

 

リクエストヘッダ

ヘッダ名 必須 説明
Authorization △※1 クライアント認証用のBasic認証値
値としてOpenId管理コンソールのクライアント情報登録で登録したクライアント情報(IDとシークレット)をBase64エンコードしたものを指定する
(指定例)Authorization: Basic XXXXX
※ XXXXXの箇所にクライアントIDとシークレットを":"(コロン)で連結してBase64エンコードした値を指定

 

リクエストボディ

パラメタ名 必須 説明
grant_type "authorization_code"を固定で設定
code 認可エンドポイントのリクエストで取得した認可コードを指定
redirect_uri トークン発行処理完了後に、トークンをリダイレクトするためのURI
OpenId管理コンソールのクライアント情報登録で登録した承認済みリダイレクトURIを指定
client_id △※ OpenId管理コンソールのクライアント情報登録で登録したクライアントID
クライアント認証で使用
client_secret △※ OpenId管理コンソールのクライアント情報登録で登録したクライアントシークレット
クライアント認証で使用

※リクエスト時にクライアント認証を行うため、ヘッダのAuthorization設定、もしくはリクエストボディのclient_id,client_secretのいずれかが必須となります。いずれかが設定されている場合はもう一方のほうは設定不要です。

 

リクエスト具体例

POST /oidc-auth/token HTTP/1.1
Host: robotid.jp
Content-Type: application/x-www-form-urlencoded

grant_type=authorization_code
&code=teqRmyiGXkSqb0Hbjpqnnz
&redirect_uri=https://example.com/home
&client_id=client_sample
&client_secret=L3bukGfVnG_AlAGs3gHmVti1tXppcnMjYjpv_kqG0OBvy8b0GY

 

レスポンス形式

JSON

 

レスポンスデータ

パラメタ名 必須 説明
access_token アクセストークン
外部連携APIを実行する際の認証で使用
token_type 発行されたトークンタイプ
Bearer固定
refresh_token   アクセストークン再発行時に使用するリフレッシュトークン
同トークンが必要な場合、認可リクエスト時のスコープで"offline_access"を指定する必要がある
expires_in アクセストークンの有効期限(秒単位)
scope アクセストークンに紐づくスコープ
スコープが複数ある場合は半角スペース区切りでスコープを返却
id_token   IDトークン
OpenIdConnectで認証した際に付与される、個人を識別可能なトークン

 

レスポンス具体例

HTTP/1.1 200 OK
cache-control: no-store
pragma: no-cache
content-type: application/json;charset=UTF-8

{
"access_token": "3L5qQWVP0J",
"token_type": "Bearer",
"refresh_token": "cr2R5fEf2y",
"expires_in": 3599,
"scope": "ks3_user_tenant address phone openid offline_access profile",
"id_token": "KoFFk1gEaxjc6b0cTTa2yAwgpoIuYR"
}

 

トークンエンドポイント(アクセストークン再発行)

アクセストークンの再発行(リフレッシュ)を行いたい場合に、リクエストパラメタに再発行の識別子およびリフレッシュトークンを指定し、トークンエンドポイントにリクエストを行って再発行します。

 

リクエストURL

https://robotid.jp/oidc-auth/token

 

リクエストHTTPメソッド

POST

 

リクエストヘッダ

ヘッダ名 必須 説明
Authorization △※ クライアント認証用のBasic認証値
値としてOpenId管理コンソールのクライアント情報登録で登録したクライアント情報(IDとシークレット)をBase64エンコードしたものを指定する
(指定例)Authorization: Basic XXXXX
※ XXXXXの箇所にクライアントIDとシークレットを":"(コロン)で連結してBase64エンコードした値を指定

 

リクエストボディ

パラメタ名 必須 説明
grant_type "refresh_token"を固定で設定
refresh_token トークン新規発行リクエストで取得したリフレッシュトークンを指定
client_id △※ OpenId管理コンソールのクライアント情報登録で登録したクライアントID
クライアント認証で使用
client_secret △※ OpenId管理コンソールのクライアント情報登録で登録したクライアントシークレット
クライアント認証で使用

※リクエスト時にクライアント認証を行うため、ヘッダのAuthorization設定、もしくはリクエストボディのclient_id,client_secretのいずれかが必須となります。いずれかが設定されている場合はもう一方のほうは設定不要

 

リクエスト具体例

POST /oidc-auth/token HTTP/1.1
Host: robotid.jp
Content-Type: application/x-www-form-urlencoded

grant_type=refresh_token
&refresh_token=cr2R5fEf2y
&client_id=client_sample
&client_secret=L3bukGfVnG_AlAGs3gHmVti1tXppcnMjYjpv_kqG0OBvy8b0GY

 

レスポンス形式

JSON

 

レスポンスデータ

パラメタ名 必須 説明
access_token アクセストークン
外部連携APIを実行する際の認証で使用
token_type 発行されたトークンタイプ
Bearer固定
refresh_token   アクセストークン再発行時に使用するリフレッシュトークン
同トークンが必要な場合、認可リクエスト時のスコープで"offline_access"を指定する必要がある
expires_in アクセストークンの有効期限(秒単位)
scope アクセストークンに紐づくスコープ
スコープが複数ある場合は半角スペース区切りでスコープを返却
id_token   IDトークン
OpenIdConnectで認証した際に付与される、個人を識別可能なトークン

 

トークン無効化エンドポイント

アクセストークンまたはリフレッシュトークンの無効化を行いたい場合に、リクエストパラメタにトークンを指定し、トークン無効化エンドポイントにリクエストを行ってトークンを無効化します。

 

リクエストURL

https://robotid.jp/oidc-auth/revoke

 

リクエストHTTPメソッド

POST

 

リクエストヘッダ

ヘッダ名 必須 説明
Authorization △※ クライアント認証用のBasic認証値
値としてOpenId管理コンソールのクライアント情報登録で登録したクライアント情報(IDとシークレット)をBase64エンコードしたものを指定する
(指定例)Authorization: Basic XXXXX
※ XXXXXの箇所にクライアントIDとシークレットを":"(コロン)で連結してBase64エンコードした値を指定

 

リクエストボディ

パラメタ名 必須 説明
token 無効化したいアクセストークンまたは無効化したいリフレッシュトークンを指定
client_id △※ OpenId管理コンソールのクライアント情報登録で登録したクライアントID
クライアント認証で使用
client_secret △※

OpenId管理コンソールのクライアント情報登録で登録したクライアントシークレット

クライアント認証で使用

※リクエスト時にクライアント認証を行うため、ヘッダのAuthorization設定、もしくはリクエストボディのclient_id,client_secretのいずれかが必須となります。いずれかが設定されている場合はもう一方は設定不要です。

 

リクエスト具体例

POST /oidc-auth/revoke HTTP/1.1
Host: robotid.jp
Content-Type: application/x-www-form-urlencoded

token=3L5qQWVP0J
&client_id=client_sample
&client_secret=L3bukGfVnG_AlAGs3gHmVti1tXppcnMjYjpv_kqG0OBvy8b0GY

 

レスポンスデータ

HTTPステータスコード(正常終了時:200(OK)、エラー時:403(Forbidden))のみ返却

 

レスポンス具体例

HTTP/1.1 200 OK
cache-control: no-store
pragma: no-cache

 

ユーザー情報エンドポイント

トークンポイントのリクエストで取得したアクセストークンをもとに、ユーザー情報を取得するためのエンドポイント

 

リクエストURL

https://robotid.jp/oidc-auth/userinfo

 

リクエストHTTPメソッド

GET

 

リクエストヘッダ

ヘッダ名 必須 説明
Authorization トークンポイントのリクエストで取得したアクセストークンを値として設定して認証
(指定例)Authorization: Bearer XXXXX
※ XXXXXの箇所にアクセストークンを指定

 

リクエスト具体例

GET /oidc-auth/userinfo HTTP/1.1
Host: robotid.jp
Authorization: Bearer 3L5qQWVP0J

 

レスポンス形式

JSON

 

レスポンスデータ

パラメタ名 必須 説明
sub   アカウントのログインID
アクセストークンに紐づくスコープに"openid"が存在する場合に同情報を返却
name   アカウントの姓+名
アクセストークンに紐づくスコープに"profile"が存在する場合に同情報を返却
given_name   アカウントの名
アクセストークンに紐づくスコープに"profile"が存在する場合に同情報を返却
family_name   アカウントの姓
アクセストークンに紐づくスコープに"profile"が存在する場合に同情報を返却
middle_name   アカウントのミドルネーム
アクセストークンに紐づくスコープに"profile"が存在する場合に同情報を返却
email   アカウントのメールアドレス
アクセストークンに紐づくスコープに"email"が存在する場合に同情報を返却
phone_number   アカウントの電話番号
アクセストークンに紐づくスコープに"phone"が存在する場合に同情報を返却
address   トークン発行時のクライアントが所属する企業の住所(都道府県+市区町村+番地・建物名)
アクセストークンに紐づくスコープに"address"が存在する場合に同情報を返却
ks3_custom_attribute   トークン発行時のクライアントが所属する企業のカスタム属性について、配列形式(配列の中身はカスタム属性の名前・値を設定したJSON)で設定
アクセストークンに紐づくスコープに"ks3_custom_attribute"が存在する場合に同情報を返却
ks3_tenant_id   トークン発行時のクライアントが所属する企業の企業UID
アクセストークンに紐づくスコープに"ks3_user_tenant"が存在する場合に同情報を返却
ks3_tenant_name   トークン発行時のクライアントが所属する企業の企業名
アクセストークンに紐づくスコープに"ks3_user_tenant"が存在する場合に同情報を返却
ks3_tenant_phone   トークン発行時のクライアントが所属する企業の電話番号
アクセストークンに紐づくスコープに"ks3_user_tenant"が存在する場合に同情報を返却
ks3_tenant_email   トークン発行時のクライアントが所属する企業のメールアドレス
アクセストークンに紐づくスコープに"ks3_user_tenant"が存在する場合に同情報を返却

※各スコープの詳細については、「OpenIdConnect スコープ仕様」シートに記載

 

レスポンス具体例

HTTP/1.1 200 OK
cache-control: no-store
pragma: no-cache
content-type: application/json;charset=UTF-8

{
"sub": "yamadatest",
"address": "東京都港区1-2-3テストビル5F",
"ks3_tenant_name": "ABC株式会社",
"ks3_tenant_phone": "0312345678",
"name": "太郎 山田",
"ks3_custom_attribute": [
{
"value": "yamada001@example.co.jp",
"key": "サンプルサイト用メールアドレス"
},
{
"value": "1",
"key": "サンプルサイトユーザー権限"
}
],
"given_name": "太郎",
"middle_name": "",
"family_name": "山田",
"email": "tarou.yamada@example.co.jp",
"ks3_tenant_id": "ro7jrw"
}

 

ROBOTID OpenIdConnect スコープ仕様

スコープとして、大きく以下の3種類を登録・使用可能です、


①システムスコープ(デフォルト)
OpenIDConnectの仕様で定義されているスコープ。デフォルトでDBに登録しておき、ユーザが使用可能にする。

②システムスコープ(ユーザ定義)
システムスコープについて、ユーザが独自にスコープを登録・編集可能とする。

③APIスコープ
ユーザが利用するAPIのスコープ。システム管理者がスコープを管理画面上から登録。ユーザは管理画面上からAPIの有効設定をする事により利用可能となる。

 

デフォルトのシステムスコープ一覧

RobotID OpenIdConnectにデフォルトで登録されているシステムスコープは以下となります。

パラメタ名 表示名 説明
openid OpenID OpenID Connectの要求スコープ。指定無しの場合もエラーとはしないが、指定無しの場合、IDトークンを返却しない
profile プロフィール ・認可リクエストで同スコープが指定された場合、アクセストークンでユーザのプロフィール情報の取得を可能とする。
・同スコープ権限を持つアクセストークンにて、ユーザ情報取得要求がRobotIDにあった場合、アカウント情報のプロフィール(姓、名、ミドルネーム、タイムゾーン)を返却
email e-mail ・認可リクエストで同スコープが指定された場合、アクセストークンでユーザのe-mail情報の取得を可能とする。
・同スコープ権限を持つアクセストークンにて、ユーザ情報取得要求がRobotIDにあった場合、アカウント情報のe-mail情報(メールアドレス、通知用メールアドレス)を返却
address 住所 ・認可リクエストで同スコープが指定された場合、アクセストークンでユーザの住所情報の取得を可能とする。
・同スコープ権限を持つアクセストークンにて、ユーザ情報取得要求がRobotIDにあった場合、企業情報の住所情報(国、郵便番号、都道府県、市区郡、町名・番地・建物名)を返却
phone 電話番号 ・認可リクエストで同スコープが指定された場合、アクセストークンでユーザの電話番号情報の取得を可能とする。
・同スコープ権限を持つアクセストークンにて、ユーザ情報取得要求がRobotIDにあった場合、アカウント情報の電話番号情報(会社電話番号、携帯電話番号)を返却
offline_access オフラインアクセス ユーザがオフライン(RobotIDに未ログイン)の状態でもアクセストークンの再発行・トークン利用によるAPIアクセスを可能にするスコープ。
具体的にはリフレッシュトークンを発行する事によりユーザにオフライン状態でのアクセストークン再発行を可能にさせる。同スコープが指定された場合、RobotIDは以下の挙動とする。
・同スコープが認可リクエストで指定された場合にリフレッシュトークンを発行する
・同スコープが認可リクエストで指定された場合、同意画面を表示するが、同意画面は初回リクエスト時のみ表示し、以降はリフレッシュトークン有効期限まで表示しない。期限切れの場合は同意画面を再度表示

 

実行系API

トークの作成

URL(パス) /api/chat/create-talk
Content-Type multipart/form-data

 

リクエストボディ(multipart/form-data)

  必須 name 形式 内容・補足
第1パート "Control" JSONデータ トーク作成パラメータ(後述)
第2パート

 

"Original" 画像ファイルデータ トーク画像ファイル。
有効な形式は jpg / jpeg / gif / png

 

※第1パート(Control)に指定するJSON内容詳細

  必須 形式 概要 補足
Talk Object    
  Properties Object    
    TalkName String トーク名 最大 100 文字まで
TalkDescription

String トーク説明 最大 500 文字まで
TalkLabel String トークのラベル色 16進数のカラーコード形式で指定
  TalkIconFileName String トーク画像を設定する場合に指定 multipart の第2パート(Original)に指定するファイルのファイル名
TalkTagList String[] タグ。複数を指定可能  
UtilizationControl Object トークの参加者指定 UserList、OrganizationList の少なくとも一方は指定する必要がある
  Member Object    
    UserList UUID[] ユーザ単位でのトーク参加者指定 ユーザIDで指定。最大100ユーザまで
OrganizationList UUID[] 組織単位でのトーク参加者指定 組織IDで指定。最大100組織まで

 

レスポンス JSON

  必須 形式 概要
AppStatus Object
  Code String
Message String
CreateTalkResult Object API が正常終了した場合のみ、値が存在する
  TalkID UUID 作成されたトークのID

 

※固有の終了コード

Code Message 概要 補足(主な原因など)
E041 INVALID_PARAMETER パラメータ異常 multipart/form-data 形式でのアクセスになっていない
Control パートが存在しない
トーク名等の必須項目が指定されていない
トーク参加者に問題がある(未指定、上限数を超えている、など)
トーク画像ファイルが正しく送信されていない
E051 NOT_EXIST_DATA 存在しないデータ トーク参加者に問題がある(存在しないユーザ、組織)
E199 REQUEST_FAILURE その他のエラー

 

トークの削除

URL(パス) /api/chat/delete-talk
Content-Type application/json

 

リクエストボディ(JSON)

  必須 形式 内容 補足
Param Object    
  ToData Object    
  TalkID UUID 削除対象トークのトークID  

 

レスポンス(JSON)

  必須 形式 内容 補足
AppStatus Object API の実行情報  
  Code String 終了コード  
Message   String メッセージ  

 

API 固有の終了コード

Code Message 概要 補足(主な原因など)
E041 INVALID_PARAMETER パラメータ異常 multipart/form-data 形式でのアクセスになっていない
Control パートが存在しない
Original パートが存在しない
トークIDなどの必須項目が指定されていない
指定されている返信元メッセージIDが不適当(存在しない、削除済み、など)
添付ファイルが正しく送信されていない
テナントの設定で許可されていないファイル形式
E021 NO_PERMISSION 権限エラー テナントの設定で添付メッセージの作成が認められていない
E051 NOT_EXIST_DATA 存在しないデータ 対象のトークが存在しない(対象トークに参加していない場合含む)
E199 REQUEST_FAILURE その他のエラー  

 

トーク参加メンバーの更新

URL(パス) /api/chat/update-talk-member 
Content-Type application/json

 

リクエストボディ(JSON)

    必須 形式 内容 補足
Param Object    
  ToData Object    

TalkID
UUID 変更対象トークのトークID  
UtilizationControl Object トークの参加者指定 UserList、OrganizationList の少なくとも一方は指定する必要がある
  Member Object トークの参加メンバー  
  UserList   UUID[] ユーザ単位でのトーク参加者指定 ユーザIDで指定。最大100ユーザまで
OrganizationList   UUID[] 組織単位でのトーク参加者指定 組織IDで指定。最大100組織まで

 

レスポンス JSON

  必須 形式 内容 補足
AppStatus Object API の実行情報  
  Code String 終了コード  
Message   String メッセージ  

 

API 固有の終了コード

Code Message 概要 補足(主な原因など)
E041 INVALID_PARAMETER パラメータ異常 トーク参加者に問題がある(未指定、上限数を超えている、など)
E051 NOT_EXIST_DATA 存在しないデータ

変更対象トークが存在しない(該当トークの参加者でない場合含む)

 

トーク参加者に問題がある(存在しないユーザ、組織)

E056 CANNOT_REDUCE_MEMBER_TO_ZERO 参加者0名には出来ない ※参加者が0名になるとトークを制御できるユーザがいなくなるため
E199 REQUEST_FAILURE その他のエラー  

 

テキストメッセージの作成

URL(パス) /api/chat/post-message
Content-Type application/json

 

リクエストボディ(JSON)

  必須 形式 内容 補足
Param Object    
  ToData Object    
  TalkID UUID 対象トークのトークID  
MentionList   Object[] メンション指定のリスト リストの各要素は MentionString か LoginID のどちらか一方を指定
  MentionString   String メンション文字列 全トーク参加者へのメンションの場合に "all" と指定
LoginID   UUID ログインID メンション対象ユーザのログインIDを指定
ReplyMessageID   UUID 返信元メッセージID 対象トーク内の別メッセージに対する返信メッセージであるときに指定
MessageData Object    
  Text String メッセージ本文 最大500文字まで(※DiSCUS管理画面にて上限を2000文字まで拡張できます)
OgpLinkList   String[] OGPリンクのリスト メッセージ本文に含まれるURLの内、 OGP リンクとして扱う物のリスト
RecordReadFlag   Boolean 既読確認フラグ true の場合、トークの最新メッセージまでを既読とみなす(省略時 false 扱い)

 

◆メンションについての補足事項

MentionList に "all" やメンション対象ログインIDを指定することで、作成するメッセージはメンション付きメッセージとなり通知の制御などが変わってきますが、DiSCUS のチャット画面上におけるメッセージの見た目は通常の(メンションのつかない)メッセージと変わりません。

画面上 "@all"、"@ユーザ名" のようなメンション表示を行うためには、メッセージ本文(MessageData.Text)にメンション対象者に対応する形で下記形式の文字列を含めてください。

 

全体メンションの場合 @all
ユーザ指定メンションの場合 @表示名(ログインID)#

 

上記のメンション文字列は行頭・改行・半角スペースのいずれかで他の分と区切られている必要があります。また、表示名、ログインID ともに正確な値でないとメンション表示になりません。

 

レスポンス JSON

  必須 形式 内容 補足
AppStatus Object API の実行情報  
  Code String 終了コード  
Message   String メッセージ  
PostMessageResult   Object メッセージ作成結果情報 API が正常終了した場合のみ値を格納
  MessageID   UUID 作成されたメッセージのID  

 

API 固有の終了コード

Code Message 概要 補足(主な原因など)
E041 INVALID_PARAMETER パラメータ異常 トークIDなどの必須項目が指定されていない
メッセージ本文の最大文字数超過
指定されている返信元メッセージIDが不適当(存在しない、削除済み、など)
E051 NOT_EXIST_DATA 存在しないデータ 対象のトークが存在しない(対象トークに参加していない場合含む)
E199 REQUEST_FAILURE その他のエラー  

 

画像メッセージの作成

URL(パス) /api/chat/post-message-image
Content-Type multipart/form-data

 

リクエストボディ(multipart/form-data)

  必須 name 形式 内容・補足
第1パート "Control" JSONデータ メッセージ作成パラメータ(後述)
第2パート "Original" 添付ファイルデータ メッセージ添付ファイル
第3パート   "Thumbnail" サムネイルファイルデータ サムネイル画像ファイル。有効な形式は jpg / jpeg / gif / png

 

第1パート(Control)のJSON指定内容

  必須 形式 内容 補足
TalkID UUID 対象トークのトークID  
ReplyMessageID   UUID 返信元メッセージID 対象トーク内の別メッセージに対する返信メッセージであるときに指定
FileName String メッセージ画像のファイル名  
HasThumbnail   Boolean サムネイル画像有無フラグ multipart の第3パートが存在する場合、true を指定する
RecordReadFlag   Boolean 既読確認フラグ true の場合、トークの最新メッセージまでを既読とみなす(省略時 false 扱い)

 

レスポンス JSON

  必須 形式 内容 補足
AppStatus Object API の実行情報  
  Code String 終了コード  
Message   String メッセージ  
PostMessageResult   Object メッセージ作成結果情報 API が正常終了した場合のみ値を格納
  MessageID   UUID 作成されたメッセージのID  

 

API 固有の終了コード

Code Message 概要 補足(主な原因など)
E041 INVALID_PARAMETER パラメータ異常 multipart/form-data 形式でのアクセスになっていない
Control パートが存在しない
Original パートが存在しない
トークIDなどの必須項目が指定されていない
指定されている返信元メッセージIDが不適当(存在しない、削除済み、など)
画像ファイルが正しく送信されていない
E021 NO_PERMISSION 権限エラー テナントの設定で画像メッセージの作成が認められていない
E051 NOT_EXIST_DATA 存在しないデータ 対象のトークが存在しない(対象トークに参加していない場合含む)
E199 REQUEST_FAILURE

その他のエラー

 

 

ファイルメッセージの作成

URL(パス) /api/chat/post-message-attached
Content-Type multipart/form-data

 

リクエストボディ(multipart/form-data)

  必須 name 形式 内容・補足
第1パート "Control" JSONデータ メッセージ作成パラメータ(後述)
第2パート "Original" 添付ファイルデータ メッセージ添付ファイル
第3パート   "Thumbnail" サムネイルファイルデータ サムネイル画像ファイル。有効な形式は jpg / jpeg / gif / png

 

第1パート(Control)のJSON指定内容

  必須 形式 内容 補足
TalkID UUID 対象トークのトークID  
ReplyMessageID   UUID 返信元メッセージID 対象トーク内の別メッセージに対する返信メッセージであるときに指定
FileName String 添付ファイル名  
HasThumbnail   Boolean サムネイル画像有無フラグ multipart の第3パートが存在する場合、true を指定する
RecordReadFlag   Boolean 既読確認フラグ true の場合、トークの最新メッセージまでを既読とみなす(省略時 false 扱い)

 

レスポンス JSON

  必須 形式 内容 補足
AppStatus Object API の実行情報  
  Code String 終了コード  
Message   String メッセージ  
PostMessageResult   Object メッセージ作成結果情報 API が正常終了した場合のみ値を格納
  MessageID   UUID 作成されたメッセージのID  

 

API 固有の終了コード

Code Message 概要 補足(主な原因など)
E041 INVALID_PARAMETER パラメータ異常 multipart/form-data 形式でのアクセスになっていない
Control パートが存在しない
Original パートが存在しない
トークIDなどの必須項目が指定されていない
指定されている返信元メッセージIDが不適当(存在しない、削除済み、など)
添付ファイルが正しく送信されていない
テナントの設定で許可されていないファイル形式
E021 NO_PERMISSION 権限エラー テナントの設定で添付メッセージの作成が認められていない
E051 NOT_EXIST_DATA 存在しないデータ 対象のトークが存在しない(対象トークに参加していない場合含む)
E199 REQUEST_FAILURE その他のエラー  

 

動画メッセージの作成

URL(パス) /api/chat/post-message-movie
Content-Type multipart/form-data

 

リクエストボディ(multipart/form-data)

  必須 name 形式 内容・補足
第1パート "Control" JSONデータ メッセージ作成パラメータ(後述)
第2パート "Original" 動画ファイルデータ メッセージ動画ファイル。有効な形式は mp4
第3パート   "Thumbnail" サムネイルファイルデータ サムネイル画像ファイル。有効な形式は jpg / jpeg / gif / png

 

第1パート(Control)のJSON指定内容

  必須 形式 内容 補足
TalkID UUID 対象トークのトークID  
ReplyMessageID   UUID 返信元メッセージID 対象トーク内の別メッセージに対する返信メッセージであるときに指定
FileName String 動画ファイル名  
HasThumbnail   Boolean サムネイル画像有無フラグ multipart の第3パートが存在する場合、true を指定する
RecordReadFlag   Boolean 既読確認フラグ true の場合、トークの最新メッセージまでを既読とみなす(省略時 false 扱い)

 

レスポンス JSON

  必須 形式 内容 補足
AppStatus Object API の実行情報  
  Code String 終了コード  
Message   String メッセージ  
PostMessageResult   Object メッセージ作成結果情報 API が正常終了した場合のみ値を格納
  MessageID   UUID 作成されたメッセージのID  

 

API 固有の終了コード

Code Message 概要 補足(主な原因など)
E041 INVALID_PARAMETER パラメータ異常 multipart/form-data 形式でのアクセスになっていない
Control パートが存在しない
Original パートが存在しない
トークIDなどの必須項目が指定されていない
指定されている返信元メッセージIDが不適当(存在しない、削除済み、など)
動画ファイルが正しく送信されていない
E021 NO_PERMISSION 権限エラー テナントの設定で動画メッセージの作成が認められていない
E051 NOT_EXIST_DATA 存在しないデータ 対象のトークが存在しない(対象トークに参加していない場合含む)
E199 REQUEST_FAILURE その他のエラー  

 

位置情報メッセージの作成

URL(パス) /api/chat/post-message-location
Content-Type multipart/form-data

 

リクエストボディ(multipart/form-data)

  必須 name 形式 内容・補足
第1パート "Control" JSONデータ メッセージ作成パラメータ(後述)
第2パート "Original" 地図画像ファイルデータ 地図画像ファイル。有効な形式は jpg / jpeg / gif / png
第3パート   "Thumbnail" サムネイルファイルデータ サムネイル画像ファイル。有効な形式は jpg / jpeg / gif / png

 

第1パート(Control)のJSON指定内容

  必須 形式 内容 補足
TalkID UUID 対象トークのトークID  
ReplyMessageID   UUID 返信元メッセージID 対象トーク内の別メッセージに対する返信メッセージであるときに指定
MessageData   Object    
  Coordinates   Object 座標情報  
  Latitude   float 緯度  
Longitude   float 経度  
Altitude   float 高度 データがない場合は 0.0 を指定
Accuracy   float 精度 データがない場合は 0.0 を指定
AddressText String 住所テキスト  
FileName String 地図画像ファイル名  
HasThumbnail   Boolean サムネイル画像有無フラグ multipart の第3パートが存在する場合、true を指定する
RecordReadFlag   Boolean 既読確認フラグ true の場合、トークの最新メッセージまでを既読とみなす(省略時 false 扱い)

 

レスポンス JSON

  必須 形式 内容 補足
AppStatus Object API の実行情報  
  Code String 終了コード  
Message   String メッセージ  
PostMessageResult   Object メッセージ作成結果情報 API が正常終了した場合のみ値を格納
  MessageID   UUID 作成されたメッセージのID  

 

API 固有の終了コード

Code Message 概要 補足(主な原因など)
E041 INVALID_PARAMETER パラメータ異常 multipart/form-data 形式でのアクセスになっていない
Control パートが存在しない
Original パートが存在しない
トークIDなどの必須項目が指定されていない
指定されている返信元メッセージIDが不適当(存在しない、削除済み、など)
地図画像ファイルが正しく送信されていない
E021 NO_PERMISSION 権限エラー テナントの設定で動画メッセージの作成が認められていない
E051 NOT_EXIST_DATA 存在しないデータ 対象のトークが存在しない(対象トークに参加していない場合含む)
E199 REQUEST_FAILURE その他のエラー  

 

参照系API

トークの取得

URL(パス) /api/chat/get-talk-info
Content-Type application/json

 

リクエストボディ(JSON)

  必須 形式 内容 補足
Param Object    
  Conditions Object    
  TalkID UUID 取得対象トークのトークID  

 

レスポンス JSON

  必須 形式 内容 補足
AppStatus Object API の実行情報  
  Code String 終了コード  
Message   String メッセージ  
TalkResponse   Object トーク取得結果情報 API が正常終了した場合のみ値を格納
  Contents Object    
  Talk Object    
  TalkID UUID トークID  
CategoryCode String トーク種別 "TALK"(通常トーク)もしくは "ANNOUNCE"(一斉同報)
AuthorID UUID トーク作成ユーザのユーザID  
CreateDateTime DateTime トーク作成日時  
UpdateDateTime DateTime トーク更新日時  
Properties Object トークプロパティ  
  TalkName String    
TalkDescription   String    
TalkLabel   String   16進数のカラーコード形式で指定
TalkIconPath   String   トークアイコン画像アクセスのためのURL(パス部)
Permission Object トークに対するユーザの権限情報  
  TalkMetaPermissionFlag Boolean   ※現在の API では true 固定
TalkMemberPermissionFlag Boolean   ※現在の API では true 固定
TalkFreePostingFlag Boolean   ※現在の API では true 固定
TalkTagList String[] トークタグのリスト タグが設定されていない場合空リスト
AccessMemberList Object[] トークアクセス者情報 自分以外のトーク参加者のアクセス情報(直近の最大10件)
  UserID   UUID   ユーザID
LoginID   String   ログインID
UserViewName   String   ユーザ表示名
UserIconFileURLPath   String   ユーザのアイコン画像アクセスのためのURL(パス部)
LastReadDateTime   DateTime   トークへの最終アクセス時刻
TalkFavoriteFlag Boolean お気に入りフラグ 個人設定。
TalkNotificationSetting String トークの通知設定 個人設定。”ALL"(通知ON)、"OFF"(通知OFF)、"MENTION"(メンションのみ通知)のいずれか
TalkLastAccess Object トーク最終アクセス状態 自分自身の、このトークに対する最終アクセス情報
  TalkLastAccessMessageCount Integer   最終アクセス時のトーク内投稿メッセージ数
TalkLastAccessDateTime DateTime   未アクセスの場合、EPOC 0 の日時
IsMemberFlag Boolean トーク参加者フラグ 自分がトークの参加者であるかどうかのフラグ※現在のAPIでは true 固定
CanExitTalkFlag Boolean 退室可能フラグ 自分が退室操作可能であるかどうかのフラグ
Link   Object 連携コンテンツ情報 ※現在のAPIでは null 固定
UtilizationControl Object トークの参加者情報  
  Disclosing Object トークの全体公開情報  
  ContentsDisclosingID UUID    
ContentsDisclosingFlag Boolean   ※このAPIでは false 固定
Member Object トークのメンバー情報  
  MemberDefinitionID UUID    
UserList Object[]   ユーザ単位でのメンバー設定リスト
  UserID UUID    
LoginID String    
UserViewName String    
UserIconFileURLPath   String   アイコン画像へのアクセスURL(パス部)
OrganizationList Object[]   組織単位でのメンバー設定リスト
  OrganizationID UUID    
OrganizationName String    
OrganizationIconFileURLPath   String   組織アイコン画像へのアクセスURL(パス部)

 

API 固有の終了コード

Code Message 概要 補足(主な原因など)
E041 INVALID_PARAMETER パラメータ異常 トークIDなどの必須項目が指定されていない
E051 NOT_EXIST_DATA 存在しないデータ 対象のトークが存在しない(対象トークに参加していない場合含む)
E199 REQUEST_FAILURE その他のエラー  

 

トーク一覧の取得

URL(パス) /api/chat/get-talk-list
Content-Type application/json

 

リクエストボディ(JSON)

  必須 形式 内容 補足
Param Object    
  Options Object    
  TalkFilteringOption   Object トーク絞り込み条件  
  IsArchived   Boolean   アーカイブされたトークのみを取得対象とするフラグ
IsFavorite   Boolean   お気に入りトークのみを取得するフラグ
TalkTagList   String[]   タグによる絞り込み条件(複数タグを指定する場合、OR 結合)
TalkLabelColorList   String[]   トークラベル色による絞り込み条件(複数ラベル色を指定する場合、OR結合)
PeriodOption   Object 取得期間条件 取得期間条件
  StartingTime   DateTime   トーク取得の起点となる時刻。この時刻ちょうどのトークは取得対象に含まない。
Direction   String   "BACKWARD"(過去方向に順次取得)、または "FORWARD"(未来方向に順次取得)。省略時は BACKWORD となる
MaxCount   Integer   未指定の場合は 20 とみなします
SearchKeyword   String 検索キーワード 検索対象はトーク名、トーク説明

 

◆取得期間条件について

本APIは、API実行者が参照可能なトークの一覧をトーク更新日時の新しい順もしくは古い順に指定数だけ取得するAPIです。実行にあたっては、取得の起点となる時刻および、そこから過去方向にトークを検索していくか、未来方向にトークを検索していくかを指定することができます。
※未指定の場合、現在時刻を基準に過去方向にトークを検索(=更新の新しい順に一定数のトークを検索)します。

 

◆アーカイブ取得フラグについて

一定期間メッセージ投稿の無いトークは自動的に "アーカイブ" に移され、基本的には本APIの取得対象外となります。アーカイブされたトークを取得したい場合には TalkFilteringOption.IsArchived パラメータに true を指定して本API を実行してください。その場合アーカイブされたトークのみが取得対象となります。

※アーカイブされているトークに新たにメッセージが投稿されると、そのトークは非アーカイブ状態に復帰します。

 

◆お気に入りトーク取得フラグについて

TalkFilteringOption.IsFavorite パラメータを指定しないか、false を指定した状態で本APIを実行した場合、お気に入り設定されていないトークのみが取得対象となります。TalkFilteringOption.IsFavorite パラメータに true を指定した状態で本APIを実行した場合、お気に入り設定されたトークのみが取得対象となります。
※一度の API 実行でお気に入りトークとそうでないトークを両方取得することは出来ません。

 

IsFavorite パラメータ 取得対象 補足
未指定 / "false" お気に入り設定されていないトークのみ取得  
"true" お気に入り設定されているトークのみ取得 ※アーカイブ状態のトークでも、お気に入り設定されていれば取得対象

 

レスポンス JSON

  必須 形式 内容 補足
AppStatus Object API の実行情報  
  Code String 終了コード  
Message   String メッセージ  
TalkListResponse Object トーク一覧取得結果情報 API が正常終了した場合のみ値を格納
  Contents Object    
  TalkList Object[] トークリスト 取得トークの一覧
  TalkID UUID トークID トークID
CategoryCode String トーク種別 "TALK"(通常トーク)もしくは "ANNOUNCE"(一斉同報)
AuthorID UUID トーク作成ユーザのユーザID  
CreateDateTime DateTime トーク作成日時  
UpdateDateTime DateTime トーク更新日時  
Properties Object トークプロパティ  
  TalkName String トーク名  
TalkDescription   String    
TalkLabel   String   16進数のカラーコード形式で指定
TalkIconPath   String   トークアイコン画像アクセスのためのURL(パス部)
LastStatus Object トーク最終状態 トークに最後に投稿されたメッセージの情報
  LastMessageCount Integer   現時点でトークに投稿されているメッセージ数
LastMessageDateTime DateTime   トークに最後にメッセージ投稿された日時
LastMessageUserID   UUID   トークに最後にメッセージを投稿したユーザのユーザID
LastMessageUserViewName   String   トークに最後にメッセージを投稿したユーザの表示名
LastMessageType   String   トークに最後に投稿されたメッセージの種別
LastMessage   String   トークに最後に投稿されたメッセージのJSONデータ
LastMessageDeletedFlag Boolean   最終メッセージが削除されているかどうか
TalkFavoriteFlag Boolean お気に入りフラグ 個人設定。
TalkNotificationSetting String トーク通知設定 個人設定。”ALL"(通知ON)、"OFF"(通知OFF)、"MENTION"(メンションのみ通知)のいずれか
TalkLastAccess Object トーク最終アクセス状態 自分自身の、このトークに対する最終アクセス情報
  TalkLastAccessMessageCount Integer   最終アクセス時のトーク内投稿メッセージ数
TalkLastAccessDateTime DateTime   未アクセスの場合、EPOC 0 の日時
GetMoreFlag Boolean 追加取得フラグ 追加で取得できるトークが存在しているかどうかのフラグ

 

API 固有の終了コード

Code Message 概要 補足(主な原因など)
E041 INVALID_PARAMETER パラメータ異常 必須項目が指定されていない
E199 REQUEST_FAILURE その他のエラー  

 

◆追加取得フラグについて

レスポンスJSON の GetMoreFlag true である場合、取得最大件数を超えたため返却しきれなかったトークが残っている事を示します。本APIを下記のパラメータで実行することで、未取得となっているトークリストの続きを取得することができます

 

パラメータ 設定内容
PeriodOption  
  StartingTime 今回の API 実行で取得したトークリストの末尾のトークの UpdateDateTime を指定
Direction 今回の API 実行と同じ値を指定
MaxCount 任意値(未指定の場合 20 となる)

 

メッセージ一覧の取得

URL(パス) /api/chat/get-message-list
Content-Type application/json

 

リクエストボディ(JSON)

  必須 形式 内容 補足
Param Object    
  Conditions Object    
  TalkID UUID トークID 取得対象トークのトークID
Options Object    
  PeriodOption   Object 取得期間条件 取得期間条件
  StartingTime   DateTime   取得の起点となる時刻。この時刻ちょうどに投稿されたメッセージは取得対象に含まない。
Direction   String   "BACKWARD"(過去方向に順次取得)、または "FORWARD"(未来方向に順次取得)。省略時は BACKWORD となる
MaxCount   Integer   未指定の場合は 20 とみなします
SearchKeyword   String 検索キーワード 検索キーワード
MessageID   UUID 取得起点メッセージ メッセージ取得の起点とするメッセージ。このメッセージを取得対象に含む。PeriodOption.StartingTime とは排他。
RecordReadFlag   Boolean 既読確認フラグ true の場合、トークの最新メッセージまでを既読とみなす(省略時 false 扱い)

 

◆取得期間条件について

本APIは、指定のトーク上のメッセージ一覧をメッセージ投稿日時の新しい順もしくは古い順に指定数だけ取得するAPIです。実行にあたっては、取得の起点となる時刻および、そこから過去方向にメッセージを検索していくか、未来方向にメッセージを検索していくかを指定することができます。
※未指定の場合、現在時刻を基準に過去方向にメッセージを検索(=更新の新しい順に一定数のメッセージを検索)します。

 

◆取得起点メッセージIDについて

前述通り、基本的に本API ではメッセージ取得の起点となる日時を PeriodOption.StartingTime パラメータで指定する仕様となっていますが、既知のメッセージを起点としてメッセージ一覧を取得する事も出来ます。そのように取得したい場合には PeriodOption.StartingTime パラメータは指定せず、MessageID パラメータに起点となるメッセージのメッセージIDを指定してください。

注意点として、PeriodOption.StartingTime を用いた通常の API 実行では StartingTime 丁度の時刻のメッセージを取得結果に含みませんが、MessageID を用いた既知メッセージ起点での API 実行では MessageID が示すメッセージそれ自体を取得対象に含みます。

 

レスポンス JSON

  必須 形式 内容 補足
AppStatus Object API の実行情報  
  Code String 終了コード  
Message   String メッセージ  
MessageListResponse Object    
  MessageList Object[] 取得メッセージのリスト 取得メッセージのリスト
    Message Object 取得メッセージ  
      MessageID UUID メッセージID  
      User Object 送信ユーザ情報  
        UserID UUID    
        LoginID String    
        UserViewName String    
        UserIconFileURLPath String   メッセージ送信ユーザのアイコン画像アクセス用URL(パス部)
      MentionList   Object[] メンションリスト  
        UserID   UUID    
        LoginID   String    
        UserViewName   String    
        UserIconFileURLPath   String    
      MessageType String メッセージ種別 "PLAIN"(テキストメッセージ)、"IMAGE"(画像メッセージ)、"MOVIE"(動画メッセージ)、"ATTACHED"(添付ファイルメッセージ)、"STAMP"(スタンプメッセージ)、"LOCATION"(位置情報メッセージ)、"SYSPLAIN"(システムメッセージ)のいずれかの値
      CreateDateTime DateTime メッセージ投稿日時  
      Reply   UUID 返信元メッセージID このメッセージがトーク内の別メッセージへの返信である場合のみ値が存在する
      IsDeleted Boolean 削除済みフラグ 削除されている場合、メッセージ種別およびメッセージの具体的なデータは null となる
      ReactionSummaryList   Object[] リアクションリスト このメッセージに対するリアクションのリスト
        Emoji   String   絵文字を表すコードポイント文字列
        Count   Integer    
        UserList   Object[]    
          UserID   UUID    
          LoginID   String    
          UserViewName   String    
          UserIconFileURLPath   String    
        MyReactionFlag   Boolean   自分(API実行者)がこのリアクションを取ったかどうかのフラグ
      Plain   Object テキストメッセージデータ MessageType が PLAIN の場合のみ値が設定され、それ以外の場合は null
        Text   String   メッセージ本文
        OgpLinkList   String[]   メッセージ本文に含まれる Ogp リンクのリスト
      Image   Object 画像メッセージデータ MessageType が IMAGE の場合のみ値が設定され、それ以外の場合は null
  MessageFileAttribute   Object    
          FileName   String    
          FileSize   Integer    
          MimeType   String    
        MessageFileInfo   Object    
          VirtualFileID   UUID    
          ThumbnailVirtualFileID   UUID    
          FileUriPath   String   画像ファイルへのアクセスURL(パス部)
          ThumbnailFileUriPath   String   サムネイルファイルへのアクセスURL(パス部)
      Attached   Object 添付ファイルメッセージデータ MessageType が IMAGE の場合のみ値が設定され、それ以外の場合は null
        MessageFileAttribute   Object    
          FileName   String    
          FileSize   Integer    
          MimeType   String    
        MessageFileInfo   Object    
          VirtualFileID   UUID    
          ThumbnailVirtualFileID   UUID    
          FileUriPath   String   添付ファイルへのアクセスURL(パス部)
          ThumbnailFileUriPath   String   サムネイルファイルへのアクセスURL(パス部)
      Movie   Object 動画メッセージデータ MessageType が MOVIE の場合のみ値が設定され、それ以外の場合は null
        MessageFileAttribute   Object    
          FileName   String    
          FileSize   Integer    
          MimeType   String    
        MessageFileInfo      Object    
          VirtualFileID   UUID    
          ThumbnailVirtualFileID   UUID    
          FileUriPath   String   動画ファイルへのアクセスURL(パス部)
          ThumbnailFileUriPath   String   サムネイルファイルへのアクセスURL(パス部)
  Location   Object 位置情報メッセージデータ MessageType が LOCATION の場合のみ値が設定され、それ以外の場合は null
        Coordinates   Float[]   座標情報の配列。要素数は2または3で、経度、緯度、高度(省略の場合あり)の順に格納。
        MessageFileInfo   Object   地図画像ファイルの情報
          VirtualFileID   UUID    
          ThumbnailVirtualFileID   UUID    
          FileUriPath   String   地図画像ファイルへのアクセスURL(パス部)
          ThumbnailFileUriPath   String   サムネイルファイルへのアクセスURL(パス部)
        Address   String 住所テキスト 住所テキスト
      Stamp   Object スタンプメッセージデータ MessageType が STAMP の場合のみ値が設定され、それ以外の場合は null
        StampInfo   Object    
          PackageID   UUID    
          StampID   UUID    
        MessageFileInfo   Object    
          VirtualFileID   UUID    
          ThumbnailVirtualFileID   UUID    
          FileUriPath   String   スタンプ画像ファイルへのアクセスURL(パス部)
          ThumbnailFileUriPath   String   サムネイルファイルへのアクセスURL(パス部)
      SysPlain   Object システムメッセージデータ MessageType が SYSPLAIN の場合のみ値が設定され、それ以外の場合は null
        Text   String    
    ReplyMessage   Object 返信元メッセージ 返信元メッセージがある場合のみ値が設定される(※構造は Message と同一)
    GetMoreFlag Boolean 追加取得フラグ 追加で取得できるメッセージが残っているかどうかのフラグ

 

 

API 固有の終了コード

Code Message 概要 補足(主な原因など)
E041 INVALID_PARAMETER パラメータ異常 トークIDなどの必須項目が指定されていない
E051 NOT_EXIST_DATA 存在しないデータ 対象のトークが存在しない(対象トークに参加していない場合含む)
E199 REQUEST_FAILURE その他のエラー  

 

追加取得フラグについて

レスポンスJSON の GetMoreFlag true である場合、取得最大件数を超えたため返却しきれなかったメッセージが残っている事を示します。本APIを下記のパラメータで実行することで、未取得となっているメッセージリストの続きを取得することができます

 

パラメータ 設定内容
PeriodOption  
  StartingTime 今回の API 実行で取得したメッセージリストの末尾のメッセージの CreateDateTime を指定
Direction 今回の API 実行と同じ値を指定
MaxCount 任意値(未指定の場合 20 となる)

 

外部連携APIで利用可能なチャット機能

実行系API

トークの作成 multipart※1 トーク名などのプロパティ、メンバー設定、アイコンファイルなどを指定してトークを1件作成する
トークの削除 トークIDを指定して、指定トーク一件を削除する
トーク参加メンバーの更新 トークIDと参加者情報(増減ではなく、変更後の全体情報)を指定して、指定トークの参加メンバー構成を変更する
テキストメッセージの作成※2 multipart  
ファイルメッセージの作成 multipart  
動画メッセージの作成 multipart  
位置情報メッセージの作成 multipart  

 

参照系API

トークの取得 トークIDを指定して、トークを一件取得する
トーク一覧の取得 トーク更新時刻、取得方向、最大取得数を指定して、トーク一覧を取得する
メッセージ一覧の取得 トークID、メッセージ投稿時刻、取得方向、最大取得数を指定して、メッセージ一覧を取得する


※1 multipart について
multipart とついている物は POST リクエストを multipart-formdata 形式で送信する必要があります


※2 テキストメッセージの作成について
メンション時、本文に一定の文言を入れないと画面上メンションに見える形式に表示されません。

 

API利用に関わる共通事項

各APIのURLに HTTPS の POST メソッドでアクセスすることで利用可能です。

 

リクエスト

API へのリクエストには以下の HTTP ヘッダを付与してください。

ヘッダ項目 設定内容 補足
Content-Type application/json または multipart/form-data ファイルの送信を伴うAPIでは multipart/form-data
Origin 送信URL のホスト部まで  
Authorization Bearer [アクセス用トークン]  

 

レスポンス

APIからのレスポンスは JSON 文字列として返却されます。レスポンス JSON の内容は基本的にAPI毎に異なりますが、AppStatus という項目はどのAPIのレスポンスにも含まれます。AppStatus の内容を参照することで API の成否についての情報を得る事が出来ます。

  必須 形式 概要
AppStatus Object API の実行情報
 Code String API の終了コード
 Message String API 終了コードに関連するメッセージ

 

AppStatus.Code について

レスポンスの AppStatus.Code にはAPIの終了コードが格納されます。
API の実行が成功している場合は "S000" という値が格納されます。
一方、API がエラー終了した場合は API・失敗原因毎にエラーの原因を表すコード※が格納されます。
※コードの詳細は各 API の個別説明を参照してください。

AP利用にかかわる共通事項

全API共通の終了コード

下記の終了コードについては、全API共通です。

コード メッセージ 概要
S000 正常終了
E280 テナントが正しくありません URL に問題がある可能性があります
E281 トークンが不正です アクセス時のヘッダ要素に Bearer トークンが存在していません
E282 トークンが不正です アクセストークンの内容が正しくありません
E283 トークンの有効期限が切れています アクセストークンの有効期限が切れています
E284 トークンのスコープ外です ご指定のアクセストークンでは利用できないAPIです
E380 テナントの企業IDが一致しませんでした ご指定のテナント企業IDが正しくない可能性があります

AP利用にかかわる共通事項

APIについて補足情報

CategoryCode:トーク種別

関連API:トーク取得API、トーク一覧取得API
トーク種別は "TALK"(通常トーク)と "ANNOUNCE"(一斉同報)の2種類が存在します。
一斉同報はトーク作成者のみがメッセージ投稿を行う事が出来る特別なトークですが、
現時点では未対応のため、実質 "TALK" のみとなります。
※トーク作成APIで作成したトークのトーク種別は "TALK"(通常トーク)となります

 

TalkLabel:トークラベル色

関連API:トーク作成API、トーク取得API、トーク一覧取得API
トークラベル色は16進数のカラーコードで表されます。透明度は含みません。
例)赤の場合  "#ff0000"

 

MessageType:メッセージ種別

関連API:トーク一覧取得API、メッセージ一覧取得API
テキスト、画像、といったメッセージの種別を表します。

"PLAIN" テキストメッセージ
"IMAGE" 画像メッセージ
"MOVIE" 動画メッセージ
"ATTACHED" 添付ファイルメッセージ
"STAMP" スタンプメッセージ
"LOCATION" 位置情報メッセージ
"SYSPLAIN"

システムメッセージ
※「トークが作成されました」等のシステム発信メッセージ

 

Emoji:リアクション絵文字

関連API:メッセージ一覧取得API
リアクション絵文字を Unicode のコードポイント文字列で表します。
複数のコードポイントで1文字を形成する絵文字の場合、コードポイントを "-" で連結して表現します。
 
(例)

😀 → "1f600"
🙆‍♂️ → "1f646-200d-2642-fe0f"

 

関連API:トーク取得API、トーク一覧取得API、メッセージ一覧取得API

TalkIconPath:トークアイコンへのアクセスURL(パス部)
UserIconFileURLPath:へのアクセスURL(パス部)
OrganizationIconFileURLPath:へのアクセスURL(パス部)
FileUriPath:へのアクセスURL(パス部)
ThumbnailFileUriPath:へのアクセスURL(パス部)

これらのパスが示すファイルには、以下のパターンの URL でアクセスしてください。

https://(API実行時のホスト)/(アクセスURL(パス部))

この際、サーバ側ではファイルへのアクセス権限を確認するためにセッション情報を参照するため、フロントUIと同様の認証情報をHTTPヘッダに付与する必要があります。
※すでにDiSCUSログイン中のブラウザからURLへアクセスすることで、上記の条件をクリアできます

 

各種上限値について

テキストメッセージの最大文字数
500文字。管理画面の「チャット設定」にて最大2000文字まで拡張できる

トークの参加人数
組織の所属人数に制限が無いので、実質的には上限は設けられていない

 

 

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